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2012年、2013年に完成車メーカーからHEV、PHEV、EVが続々登場してくる。この1、2年で車の電動化は一気に進展すると予測される。ただし、その進展の度合いは地域によって大きく異なる。また、どの電動車を製品ラインナップの中核に据えるか、完成車メーカーによってその戦略も異なる。ビジネス・モデルも従来の製品売り切り型から変化する。車両本体と電池を切り離し、車両本体を製品売り切り型で販売、電池をリースで販売するなどの新たなビジネス・モデルも登場してくる。残存走行距離、電池寿命などを正確に予測する技術や、通信を介してそうした情報を提供する運行管理サービスも不可欠なものとなる。今まさに、車の電動化によって自動車産業は大きな変曲点を迎えている。
本レポートは、日本、米国、欧州、中国の市場動向、トヨタ自動車、日産自動車、General Motor、Ford、Renault、Volkswagen、現代自動車などの完成車メーカーの製品戦略、新たな運行管理サービスなどのスマート化、電動車のキー部品である電池の管理技術といった四つの視点から、電動化によって大きく変わる自動車産業を分析・展望する。
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[2012/11/05]
まだまだ高コストのリチウムイオンバッテリーであるが、バッテリーを車両本体から切り離してリースとして販売するビジネスモデルが動きだしている。フランスのルノー社が2012年5月に発表し、年内出荷予定の電気自動車(EV)「ZOE」は、リチウムイオンバッテリーをリース方式で提供することで、EV本体を、ベースとなるディーゼル車「Clio」とほぼ同等の価格で提供している。
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リチウム電池、充電・劣化状態推定の高精度化が重要に [2012/10/17]
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電動車両の市場投入が加速する米国、PHEVの激戦区に [2012/10/10]
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フランスが日米より先にEV普及国になる可能性 [2012/10/04]
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