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デジタル家電・特許マップ−電子デバイス・実装技術編

特許マップの活用シーンとその可能性
経営者,知財部門担当者,技術者・研究者の視点から見た特許マップの活用シーン

[2007/03/01]

 知財活用の重要性が,近年至る所で謳われている。しかしながら,現状においてその多くは「効率的な明細書管理 」や「自社技術の把握」の域に留まっているのが実態ではなかろうか。では,実際の現場において,どのような活用シーンが存在するのか?例えば,以下のような検討の必要性に迫られたことはないだろうか?

  ・経営の大局的な方向性を検討したい
  ・他社/大学等との連携・M&Aを検討したい
  ・効率的な研究開発投資を検討したい

 現在,こうした検討を行う上での判断材料は「経験と勘」に基づくものが多く,また,仮に定量的な情報であっても,断片的な情報を,状況に応じて寄せ集めている場合が多い。こうしたシーンにおいて特許情報が十分活用されていない背景には,特許情報が「文章情報であること」「情報量が膨大であること」といった課題が存在するに他ならない。

 こうした課題を解決する有効な手段の1つとして,現在,我々三菱総合研究所・科学技術研究本部 技術マネジメントグループが注目・開発を行なっているのが「特許マップ」と呼ばれる,特許情報の可視化ツールである(当該可視化ツールについては,三菱総合研究所が独自に開発した特許マップ分析ツール「ぱっとチャートTM」を参照)。こうしたツールを利用し情報を可視化することで,上記のような検討を行なう上での有効な支援情報を提供することが可能となる。
 知財は,技術分析を主眼とした活用以外にも,ここで取り上げたような,様々な活用方法が考えられつつある。将来的な活用シーン等を含め,現場の方々の目線で,その可能性を概説する。

(三菱総合研究所 科学技術研究本部 研究員 三浦義弘)


図:効率的な研究開発投資の検討材料としての活用例
画像

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