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太陽電池・発電業界の変革シナリオ2009

太陽電池の技術競争力を特許で分析(1)
世界で全方位に展開するSamsung

[2009/05/29]

 太陽電池に関する特許分析により,各太陽電池メーカーの技術開発戦略が如実に表れた。SBIインテクストラの調査によると,シャープは,2004〜2008年に合計で600件以上の特許を有し,日本だけでなく米国,中国,ドイツといった海外にもバランス良く特許を取得している(図1)。技術分野においても同社はまんべんなくカバーしている。ただし,2006年以降は,特に日本における件数が一貫して減少しており,特許戦略の何らかの変更があったと見られる。
 その一方で2007年にシャープから世界ナンバー1の座を奪ったドイツのQ-Cells AGは,歴史が浅いこともあるが2004〜2008年の特許件数は合計12件と少ない(図2)。
 また,まだ量産展開を進めていない韓国Samsung Electronics Co., Ltd.は5年間で合計164件の特許を有しており,地域別に見ても中国をはじめ,日本,米国,ドイツでバランス良く取得している。技術分野でも同社は薄膜Si系を志向しながらも他の方式にも取り組んでおり,量産化に向けて着実に準備している状況が見える(図3)。

今回,これら調査分析について,「太陽電池・発電業界の変革シナリオ2009」(発行:テクノアソシエーツ)の中でまとめた。本レポートは,太陽電池関連企業のROI(return on investment)を評価する上でベースとなる「発電コスト」のシミュレーション手法を提供するものである。加えて,知的財産コンサルティング企業SBIインテクストラの調査協力により,市場のメインプレーヤである主要太陽電池メーカー,製造装置メーカーの特許出願状況を分析。各社の技術競争力と地域戦略の側面から,太陽電池市場の行方を見通す。

(朝倉 博史=テクノアソシエーツ)


図1:シャープの取得特許の地域別と件数推移

図1:シャープの取得特許の地域別と件数推移
図1:シャープの取得特許の地域別と件数推移


図2:Q-Cellsの特許件数推移
図2:Q-Cellsの特許件数推移


図3:Samsungの特許件数推移
図3:Samsungの特許件数推移





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