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高鮮度冷蔵システムが農業の「働き方改革」を実現
従来型のプレハブ庫では困難だった温度と湿度の安定化に成功

[2019/7/4]

 産業用の圧力容器や熱交換器の設計製造を手掛けるケーイーコーポレーション(静岡市清水区)は、野菜や果物などの生鮮青果物を高鮮度で冷蔵できる「FCRシステム」(Fresh Control Refrigerator)を開発した。貯蔵可能期間が延びることで、青果物の収量や収穫時期の変動があっても出荷作業の平準化調整が容易になるため、同社はFCRシステムが農業分野の「働き方改革」実現にも寄与するとしている。

特許技術採用の安否確認システムで独特の存在感 アドテクニカ
B2B向け IT市場で静岡発プラットフォーマーを目指す

[2019/3/29]

 情報技術(IT)産業では米国系の大手企業、特に近年では「GAFA」に代表される「プラットフォーマー」の市場支配が長らく続いている。それでも法人向け(B2B)の市場セグメントでは、まだ事業機会が残されている。その一例が、危機管理ソリューションだ。中でも、災害時の安否確認システムを中心として、特色のある技術や製品を武器に大手企業のシェアを切り崩しつつあるのが、アドテクニカである。

最新IT技術と「匠」のワザ伝承で狙う産業機械のイノベーション
芹澤工業〜町の鉄工場から世界を目指す

[2019/3/29]

 産業機械の老舗・芹澤工業がものづくりや経営のIT化や近代化に取り組み、効果を上げている。同社は1950年の創業以来、総合機械大手の東芝機械を主要な得意先として、様々な産業機械を多品種少量ベースで受注生産している。現在主力となっているのは、プラスチック成型関連の分野である。具体的には、電気自動車向けリチウムイオン電池に使用されるセパレーター製造関連の機械を生産している。その他にも多種多様な産業機械を手がけており、自動車部品の焼入焼戻装置、自動車の各種試験機、ラミネート圧着装置や非破壊検査装置などを製造した実績がある。同社の強みは、産業機械の設計、機械加工、組立の3工程からなる一貫生産である。

橋本エンジニアリング、マグネシウムを採用し、世界最軽量級のアクティブ系車イスを開発

[2019/3/26]

 病院や空港などでよく見かける車イスは、フレーム材がスチール(鋼鉄)やアルミニウムである。大半は中国製で安価だが、15〜20kgと重い。クルマへの積み込みや取り回しも大変である。一方、身体に障害を抱える人でも健常者のように活発に生活することが可能となるよう、軽量かつ高強度な素材を多用して作るのがアクティブ系の車イスだ。フレーム材としては、アルミやチタン、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を主に使用する。CFRPなら最も軽量で高剛性のフレームを作れるが、素材や加工のコストが最も高いという課題がある。そこで実用金属で最も軽いマグネシウムに着目し、CFRPに匹敵する剛性と軽さを維持しつつアルミと同価格帯の車イスを製品化することに成功したのが、静岡県浜松市に本社を置く橋本エンジニアリングである。

オープンイノベーション静岡による企業間マッチング支援の取り組み

[2019/3/25]

 産業戦略推進センター「オープンイノベーション静岡」では、大手企業などが自社だけでは解決できず抱えている技術課題に対して、静岡県内の優れた技術を持つ企業を紹介し、両者のマッチング機会を提供するなど、県内企業の技術や強みを活かした業績拡大を支援している。 平成30年から本格的に取り組んだ結果、様々な知見やノウハウが蓄積されるとともに、大手企業と県内企業との間のマッチングで実績も出始めた。このような現状や課題、今後の展望について静岡県経済産業部産業政策課の田中賢太郎主査に伺った。

アルミ・亜鉛のダイカスト部品メーカー三光ダイカスト工業所、スチームパンク活用のマーケティングで顧客獲得

[2019/2/18]

 三光ダイカスト工業所はアルミ・亜鉛のダイカスト部品メーカーである。無孔性ダイカスト法(PF法)と真空鋳造法、局部加圧法を組み合わせ、高強度で高耐圧、気孔の少ない部品を製造している。同社の特徴は金型設計から鋳造、加工、気密検査、表面処理、塗装まで一貫した生産体制を整えているところにある。特に、自社で設計した金型を使って製造するダイカスト部品を、顧客に提案できることが同社の大きな強みとなっている。また、余材廃材を利用した「スチームパンク」の世界観を取り入れたアクセサリーをマーケティング・ツールに使い、新規案件の引き合いに結びつけている。

システム全体を横断的に議論、検討チーム新設で経済性も精査
東京大学レアアース泥開発推進コンソーシアム 第4年度活動報告会

[2019/1/23]

 2018年10月30日、「東京大学レアアース泥開発推進コンソーシアム」の第4年度活動報告会が同大学本郷キャンパス・福武ラーニングシアターで開催された。内閣府が公表した次期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「革新的深海資源調査技術」において、レアアース泥を含む海洋鉱物資源の技術開発が主要目標に掲げられている中、産官学連携で先行する本コンソーシアムの五つの専門部会(「探査・モニタリング・環境」、「採泥・揚泥」、「選鉱・製錬」、「残泥処理」、「新素材」)から最新の研究報告が行われた。

東京大学レアアース泥開発推進コンソーシアム、第4年度活動報告会を開催〜海洋第2期SIPにも積極的に協力

[2019/1/22]

 2013年に本コンソーシアムの座長を務める同大学大学院工学系研究科の加藤泰浩教授らのグループが、日本の排他的経済水域(EEZ)内南鳥島周辺で超高濃度レアアース泥を発見。その後2014年に、新たな海洋資源として開発、有効活用を図るため、産官学が一体となってさまざまな課題を議論し、研究、技術開発を進める場として本コンソーシアムが発足した。
 この10月で4年目の活動を終え、加藤教授からは、実海域のレアアース濃度分布の可視化に成功しそのポテンシャルが十分に高いこと、開発上の経済性を大きく高める選鉱技術の開発が進んでいることなどが発表された。

静岡県がマリンバイオテクノロジーによる産業振興の検討協議会を発足、世界の拠点を目指す

[2018/12/28]

 2018年11月26日、静岡県は、駿河湾などにおける海洋由来の生物資源を活用した産業振興を進めるため、「マリンバイオ産業振興ビジョン検討協議会」を発足させ、静岡市清水区で第1回の会議を開催した。マリンバイオテクノロジーとは、微生物や藻類、魚類など海洋由来の生物が持っている働きを産業や環境など人々の暮らしに役立てる技術のことで、「バイオ」と「海洋」という2つの大きな可能性を秘めた分野である。

平垣製作所、宇宙から医療へ
4社で医療機器ものづくり団体 協同組合SPメディカルクラスターを設立

[2018/9/4]

 「医療機器ものづくりと言えば静岡と言われるようにしたい」。医療機器製造に取り組む協同組合SPメディカルクラスター理事長で、精密部品加工をコア事業として行っている平垣製作所代表取締役社長平垣徳之氏は力強くこう語る。SPメディカルクラスター(静岡医療機器要素部品生産技術協同組合)は、平垣製作所、精密溶接・レーザー加工の岩倉溶接工業所、精密板金加工の山崎製作所、3Dデータ・モデル製造のエクタスの4社が共同で2018年4月に設立した協同組合である。

パナソニック、耐酸被覆鋼板を活用するパートナーを開拓
建造物以外の用途開発を強化、サンプル提供も

[2018/8/28]

 パナソニックは、大型建造物の屋根材などに使用する耐酸被覆鋼板の用途開発を目指し、パートナーの開拓を強化する。同社の耐酸被覆鋼板は、鋼板表面に耐酸難燃性高分子樹脂を被覆したもので、工場やプラント、空港・港湾、スポーツ施設等の大型建造物・インフラの屋根材、外装材として利用されている。



注目技術&事業空白

高鮮度冷蔵システムが農業の「働き方改革」を実現
従来型のプレハブ庫では困難だった温度と湿度の安定化に成功
特許技術採用の安否確認システムで独特の存在感 アドテクニカ
〜B2B向け IT市場で静岡発プラットフォーマーを目指す
アルミ・亜鉛のダイカスト部品メーカー三光ダイカスト工業所、スチームパンク活用のマーケティングで顧客獲得


平垣製作所、宇宙から医療へ
4社で医療機器ものづくり団体 協同組合SPメディカルクラスターを設立
サカイ産業、東邦大、静岡文化芸術大が共同で教育教材用心臓マッサージ実習キットを開発
商品開発と販路開拓を強化、フーズ・サイエンスセンター
健康機能性を軸に食品関連産業の集積を目指す

東洋電産、EV時代を先取りした電気の宅配車を開発
産総研、助触媒セリアの高機能化によって、触媒コスト削減のシーズを発見
NEDO支援ベンチャーが、都市油田の活用を可能にするバイオマス・リサイクル燃料の実証実験を開始


橋本エンジニアリング、マグネシウムを採用し、世界最軽量級のアクティブ系車イスを開発
パナソニック、耐酸被覆鋼板を活用するパートナーを開拓
サツマ電機、産業用ブレーキ調整講習会を無料で開催


自動運転社会の全体像、ビジネスモデル、競争領域とは?
【レポート】世界ドローン総覧〜50用途、173製品、開発企業124社を分析



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東京大学レアアース泥開発推進コンソーシアム、第4年度活動報告会を開催〜海洋第2期SIPにも積極的に協力

パナソニックの住宅関連事業を支える耐酸被覆鋼板、接着技術や樹脂コーティング法に独自ノウハウ

IoT、大手自動車メーカーが製造ラインに導入約60万円のシステムで不良品の発生を大幅低減

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