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「新素材部会」新設でユーザー企業と新素材の研究・用途開発を推進
東京大学レアアース泥開発推進コンソーシアム 第2年度活動報告会(2)

[2016/11/29]

 10月28日、「東京大学レアアース泥開発推進コンソーシアム」の第2年度活動報告会が同大本郷キャンパス・福武ラーニングシアターで開催された。報告会後半では「探査・モニタリング」「採泥・揚泥」「選鉱・製錬」「泥処理」の各専門部会から、現在の研究活動の進捗状況と11月から始まる3期目の活動目標が発表された。

世界6位の広い領海・EEZに眠る日本産業を大きく支える力
東京大学レアアース泥開発推進コンソーシアム 第2年度活動報告会

[2016/11/28]

 10月28日、「東京大学レアアース泥開発推進コンソーシアム」の第2年度活動報告会が同大本郷キャンパス・福武ラーニングシアターで開催された。同大学大学院工学系研究科エネルギー・資源フロンティアセンターの加藤泰浩教授らのグループが、2011年に太平洋の広い範囲で高濃度のレアアースを含む泥(レアアース泥)を、2013年には日本の排他的経済水域(EEZ)内にあたる南鳥島周辺で超高濃度レアアース泥をそれぞれ発見した。それを契機に、具体的な開発および将来の産業利用に向けて、産官学が一体となって議論、研究開発を行う場として2014年11月に本コンソーシアムが発足した。

コラーゲンの用途開発を強化、新田ゼラチン
シンポジウムで専門家による最新エビデンスを報告

[2016/11/24]

 新田ゼラチンは、2016年10月4日、コラーゲンの研究成果を発表するコラーゲンペプチド・シンポジウムを2年ぶりに開催した。美肌素材の代名詞として市場を牽引するコラーゲンだが、近年では骨や血管、生活習慣病など、多様な機能性に注目が集まる。シンポジウムを主催する新田ゼラチン代表取締役社長の尾形浩一氏は、「機能性表示食品制度の導入、インバウンド市場の拡大などが追い風となり、コラーゲンペプチドの市場は活性化している。ヨーグルトやノンアルコールビールなど一般食品への採用も広がりを見せている。市場拡大に向け、新たな用途につながるエビデンス開発を主導していきたい」と意気込みを見せる。

静岡県の農業版オープンイノベーション(2)
農業と健康を結びつけ、健康長寿を産業化

[2016/11/16]

 静岡県が「先端農業推進プロジェクト」を始動させた。このプロジェクトは農業のICT化を推進するだけでなく、ベテラン農家の農作業等に関する暗黙知を形式知化する技術の活用や、レーザーを使った病気の早期発見といった最先端の科学技術等を導入する。また、栽培環境を自由に制御できる次世代栽培システムを設置し、高い機能性を有する農産物を安定的に生産できる最適栽培条件の探索を行う。

難加工材の純鉄を使い冷間鍛造、切削、熱処理一貫工程で
AT車向け低保磁力のリニアソレノイドコアを製造

[2016/11/11]

 渋滞にはまったときに、便利さを実感できるオートマチックトランスミッション(AT)。ATは車速やエンジンの回転速度に応じて変速比を自動的に切り替える自動車部品である。日本でのAT車の普及率は98%を超える。現在の車にとってなくてはならない部品である。そんなATを構成する心臓部の部品を製造するのが静岡県の中堅企業MPP KOMATSUである。

杉本金属工業、スズキの自動車部品金属プレス加工で
培った技術を武器に新規顧客開拓へ

[2016/10/27]

 リーマンショック以降、世界経済が停滞し、多くの産業でなかなか成長軌道に移行できない状態が続いている。日本の自動車産業もその例外ではない。しかも自動車産業では、リーマンショック以降の円高で生産が国内から海外へ急速にシフトした。その影響を最も大きく受けたのが1次部品メーカーである。静岡県で長年スズキの車体部品を製造してきた杉本金属工業も、リーマンショックで大きな影響を受けた1社である。このままの状態では今後の成長が見込めない――。同社は事業の再構築に取り組み始めた。

コラーゲンの成長分野として生活習慣病領域を開拓、新田ゼラチン
糖尿病改善効果を示唆

[2016/10/27]

 新田ゼラチンは、機能性食品素材として多様な商品に配合されているコラーゲンで、新規エビデンス開発を強化する。主力の美容領域に加え、新たな成長分野として生活習慣病領域に着目。2016年9月に開催された日本アミノ酸学会では、コラーゲンの糖尿病改善効果に関してポスター発表した。世界の糖尿病人口は4億人を超え(2015年)、国内では予備群含めると2000万人に上ると言われる糖尿病市場。同社は、機能性素材としての認知度を生かし、糖尿病をはじめとする生活習慣病の改善が期待できる素材としてコラーゲンを展開する方針。

ERATO染谷生体調和プロジェクトは知的財産マネジメントを重視

[2016/10/21]

 2016年10月19日に科学技術振興機構(東京都千代田区)で開催されたJST理事長定例記者説明会にゲストとして講演した東京大学大学院工学系研究科の染谷隆夫教授は、戦略的創造研究推進事業のERATOとして2011年8月から2017年3月まで推進する「染谷生体調和エレクトロニクス」プロジェクトについて、来月11月14日に「染谷生体調和エレクトロニクスプロジェクト終了報告会を開催する」と説明した。

【座談会】安定・潤沢な国産レアアースの利用に、日本の産業界は飛躍の未来を感じている

[2016/9/30]

 2013年の東京大学 大学院工学系研究科 エネルギー・資源フロンティアセンターの加藤泰浩教授らのグループによる、南鳥島周辺での極めて高濃度のレアアース泥の発見を機に、その開発と利用を目指して2014年11月に発足した「レアアース泥開発推進コンソーシアム」。産学官のメンバーが連携して、レアアース泥の探査、採泥・揚泥、選鉱・精錬、泥処理にかかわる技術開発と仕組みの整備に取り組んでおり、この10月で2期目を終えようとしている。その間、参加企業が増えるなど、同コンソーシアムに対する産業界の期待は、ますます高まっている。これまでの取り組みについて、座長である東京大学の加藤教授に聞いた。併せて、参加メンバーの企業の代表として、レアアースに長年かかわってきた、資源開発企業の三井金属資源開発 取締役 技師長 藤井 昇氏、ユーザー企業である日鉄住金総研 参与 調査研究事業部 産業技術部長 研究主幹 宮前 収氏を招き、日本の排他的経済水域(EEZ)内でのレアアース開発を進めることについて、産業界から見た意義を議論した。

東海電子、アルコール測定システムで運輸業者2万社のネットワークを構築~安全・安心・健康を実現し、生きた関係を維持

[2016/9/27]

 静岡県の東海電子は、国内の運輸業者約2万社のネットワークを構築している。国内の貨物自動車運送事業者数とバス事業者、タクシー法人事業者数の合計は約8万5000社(国土交通省および全国ハイヤー・タクシー連合会データ)。従って東海電子は国内の約1/4の運輸業者とネットワークを築いていることになる。東海電子は、運送会社やバス会社、タクシー会社向けにアルコール測定システムを販売する事業を展開する。

慶大の一般財団法人SFC、投資ファンドを年内に設立する準備中

[2016/9/21]

 慶応義塾大学の湘南藤沢キャンパスの支援機関である一般財団法人SFCフォーラム(神奈川県藤沢市)は、2016年内にベンチャー企業を育成する投資ファンド(投資事業有限責任組合)を設立する準備を進めている。AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などを含むICT(情報・通信技術)などの新分野を事業化するベンチャー企業の“創業期”を支援する計画だ。

内閣府、産学官連携功労者表彰者の文部科学大臣賞に東北大学教授3人を選出

[2016/9/1]

 内閣府は、第14回産学官連携功労者表彰の文部科学大臣賞受賞者に東北大学発ベンチャー企業の東北マグネットインスティテュート(TMI、仙台市)の基盤技術を研究開発した、同大金属材料研究所の牧野彰宏教授などの3人を選んだ。そして、2016年8月26日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開催されていたイノベーション・ジャパン会場内で表彰した。

オープンイノベーション静岡、 アドバイザーと中堅企業経営者が真剣勝負〜新規事業か、本業強化か、見直す絶好の機会に

[2016/7/22]

 「アドバイザーからの助言に基づき、主力事業である二輪車のマフラー事業をより一層強化することにした」(榛葉鉄工所代表取締役社長 榛葉貴博氏)。「会社内では私に意見をしてくれる人はほとんどいない。アドバイザーの助言に耳を傾け、自分が抱えていた迷いを整理できた」(西山工業代表取締役社長 小林公一氏)。これらの発言は、静岡県の中堅企業を支援する産業戦略推進センター「オープンイノベーション静岡」のアドバイザリー・ボードに参加した2人の社長の感想である。

JST、大学での知的財産マネジメントの新たな支援方針を公表

[2016/6/28]

 2016年6月27日に、文部科学省と科学技術振興機構(JST)はシンポジウム「イノベーション創出を促進する大学の知的財産マネジメント」を東京都江東区の芝浦工業大学で開催した。このシンポジウムの中で、JSTは「JST知財マネジメントの新たな方針」を明らかにした。

Amazon vs Google、AI×自然言語対話型インタフェースは究極の囲い込みツール

[2016/6/28]

 人工知能(AI)を活用した自然言語対話型インタフェースが注目を集めている。AmazonやGoogle、Apple、MicrosoftといったICT企業から製品が登場している。特にその中でも昨年11月に米国で発売された「Amazon Echo」が人気を集めた。発売2週間で100万台を突破するなど、Appleの初代iPhoneを超える勢いだった。

医療機器開発のオープンイノベーション拠点、静岡県のファルマバレープロジェクトの新たな拠点施設が今秋本格稼動

[2016/6/22]

 静岡県が医療機器開発にブレークスルーを起こすオープンイノベーション拠点として建設を進める医療健康産業研究開発センターが今秋本格稼動する。静岡がんセンターの隣という立地を生かし、医療現場ニーズを迅速に吸い上げ、医療機器メーカーや県内中小企業が連携して商品化を推進する構想を描く。静岡県は、医療機器を中心に、県内のライフサイエンス関連のものづくり産業を2兆円に伸長させる目標を掲げる。

NEDO、次世代人工知能社会実装ビジョンを公表

[2016/4/22]

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2016年4月21日に東京都千代田区内で記者会見し、「次世代人工知能技術実装ビジョン」を公表した。今回、NEDOが同ビジョンを公表した理由は、この人工知能技術の進展予測と、2030年以降までの時間軸ごとに、何が実現しそうかという具体的な実現性の予測を可視化し、「産業界や学術界と議論を深め、日本が人工知能による“出口戦略”を議論する土台を示すため」と説明した。

京都大、宇治キャンパスでCNF高効率製造プラントを稼働

[2016/4/14]

 2016年3月23日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、京都大学などと共同で、京都大学宇治キャンパス内に設置したCNF(セルロース・ナノ・ファイバー)を高効率で製造し、利用できる実証プラントを稼働させたと発表した。正確には、CNFで強化した熱可塑性樹脂のペレット原料を高効率・低コストで製造できることを実証するプラントを世界で初めて稼働させたもの。今後は、このCNF強化した熱可塑性樹脂のペレット原料を企業などにサンプル提供し、その複合材料の性能評価を受けて実用化していく計画だ。



注目技術&事業空白

難加工材の純鉄を使い冷間鍛造、切削、熱処理一貫工程でAT車向け低保磁力のリニアソレノイドコアを製造
杉本金属工業、スズキの自動車部品金属プレス加工で培った技術を武器に新規顧客開拓へ
東海電子、アルコール測定システムで運輸業者2万社のネットワークを構築
パルステック工業、ポータブル型X線残留応力測定装置を従来比1/2に小型化、測定時間を30%短縮
Amazon vs Google、AI×自然言語対話型インタフェースは究極の囲い込みツール


コラーゲンの成長分野として生活習慣病領域を開拓、新田ゼラチン
糖尿病改善効果を示唆
期待高まるフラーレン医薬〜残されたフロンティア、医療分野へ
「しょうがオイル」に骨代謝のアンバランス改善効果
東北大とコニカミノルタ、医療向けの位相型X線撮像装置を開発

東洋電産、EV時代を先取りした電気の宅配車を開発
産総研、助触媒セリアの高機能化によって、触媒コスト削減のシーズを発見
NEDO支援ベンチャーが、都市油田の活用を可能にするバイオマス・リサイクル燃料の実証実験を開始


日本のものづくりの未来を拓く国産レアアース、その価値を最大化できる機会は今しかない
宮崎から世界へ、海外で評価高まる宮崎牛
直径100〜200nmの微細気泡、ウルトラファインバブルが広範な産業で応用へ
水耕栽培を活用した障害者雇用創出プログラム− 障害者に自立と働きがいを提供


「レアアース泥開発推進コンソーシアム」第2年度活動報告会(10月28日)【NEW】
【レポート】世界ドローン総覧〜50用途、173製品、開発企業124社を分析
中国スマート・コミュニティ市場動向・事業機会分析(環境市場編)



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トピックス
【座談会】安定・潤沢な国産レアアースの利用に、日本の産業界は飛躍の未来を感じている

IoT、大手自動車メーカーが製造ラインに導入約60万円のシステムで不良品の発生を大幅低減

オープンイノベーションコラム
東京大学 大学院 理学系研究科長 ICCPT研究リーダー 五神真 氏 東京大学 大学院
理学系研究科長
ICCPT研究リーダー
五神真 氏

ギガフォトン 代表取締役 副社長 兼CTO 溝口計 氏 ギガフォトン
代表取締役
副社長 兼CTO
溝口計 氏

三菱電機 FAシステム事業本部 産業メカトロニクス事業部 技師長 安井公治 氏 三菱電機
FAシステム事業本部
産業メカトロニクス事業部
技師長
安井公治 氏

東京大学 大学院 理学系研究科長 ICCPT研究リーダー 五神真 氏 第3回
健康長寿ループの会で
企業・大学が議論

東京大学COI 自分で守る健康社会 機構長 池浦富久 氏 東京大学COI
自分で守る健康社会
機構長
池浦富久 氏


知的財産コラム


ユーグレナ 出雲充 代表取締役社長 ユーグレナ 
代表取締役社長
出雲充 氏

  東北大学大学院工学研究科

Transition State Technology代表取締役社長就任予定者の山口 徹氏 Transition State Technology 
代表取締役社長
山口徹 氏

大阪大学大学院工学研究科長・教授の馬場章夫氏 大阪大学大学院
工学研究科長・教授
馬場章夫氏
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